
あなたがいなくなってから、もう何年も経ったけれど、
この寒さが厳しくなる今くらいの時期に
あなたの息子さんはやって来て、赤色のカクテルを注文する。
「赤色のカクテルは母が好きだったので」と
そして、今度はジャック・ローズをお出しました。
あなたの息子さんは、こうして今もあなたのことを思い出して
あなたの好きだった色のカクテルを飲んでいます。
このカウンターの風景をあなたもどこかで眺めているのかもしれませんね。
そして、もう一杯
ジャック・ローズの他には、お父さんの好きだったマティーニも
作るのがいつものお約束なので。
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