アブサン ヒマワリの誘惑


先日、いつものようにファイン・ヴァレーさんという花屋でお店用に花束を作ってもらいました。
その花束にヒマワリが入っていたのですが、普段見慣れているヒマワリとちょっと様子が違いました。
花びらがよれていて元気が無さそうに見えたのです。
「これって?」と尋ねると、「これはゴッホのヒマワリっていうんです。」
なるほど です。あのゴッホの描いたヒマワリに雰囲気が似ている。
しかし、いろいろな品種があるんですね。花屋さんに尋ねたら、その品種を作った人が自由に名前を付けて良いそうです
が、いいネーミングです。
ゴッホと言えば、あのアブサンの愛飲者だったと言われています。ゴッホだけでなく多くの芸術家がこの酒に魅了され、
中毒になり身を持ち崩したそうです。当時のアブサンは原材料に含まれるニガヨモギの成分でツヨンが幻覚症状等の原因
とされ、販売禁止になりました。
もちろん現在当時のアブサンは売ってませんが、代用品も含めいろいろなアブサンが今も売られています。
ものによりますが、薄い黄緑色の液体が水を入れるとアニスという成分で白濁する、香りも独特なスピリッツです。
たまたま以前フランスに旅行されたお客様が、ゴッホの絵が書かれたケース入りのアブサンの小ビンをお土産に買ってき
てくださいました。その方も、なんと絵を描かれるアーティストです。
私もアブサンが好きでたまに飲みます。このヒマワリを眺めていて飲みたくなりました。
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