懐かしい故郷の友に  ジャックダニエル

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夏本番、暑い日が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

先日、早い時間に来店された年配のお客様の話です。

「家の中は禁煙でさ、玄関先で一服してたんだ。」

彼はジャックダニエルのストレートを一口すすりながら話しiました。

「そうしたら中学校の時の同級生が訪ねてきた」

「60年近く会ってなかったから、名前聞くまでわからなくてさ」

「夏のかんかん照りの中いっしょに野球の練習をして、喉がカラカラになっても練習中は

昔は水を飲ませてくれないんだ」

「それで二人でグラウンドに寝っ転がって見た空が妙に青かった」

ポロシャツポケットから出したのは半分つぶれたショートホープの箱、

彼は一本出して火を点けてニヤリと笑って呟きました。

「奴がさ、どこも具合が悪い訳でなくさ、ただ死ぬ前にお前に会いに来たって言うんだよ」

「殺し文句だよな、まったく」

彼は残りのジャックダニエルを一口に放り込みました。

「だからさ、また会うんだ。いいもんだよ純粋に子供の頃の友達って」

「酒を切らしてたから麦茶でずっと話してた、こんな酒があったらよかったんだけど」

彼は短くなったショートホープを灰皿に押し付けて、会計の合図を私にしました。

カウンターに残されたテーパーのかかったショットグラスにジャックダニエルのボトル。

「いい想い出話だったな」と

モノトーンのシンプルなラベルが少し微笑んでいるように見えたのは気のせいでしょうか。


ジャックダニエルは100年以上前からケープスプリングに湧くライムストーンウオーターを

使っています。そして、ジャックダニエルがテネシーウイスキーとしてのプロセスの一つで

、蒸留したウイスキーをサトウカエデのチャコールで濾過をします。

このサトウカエデのチャコールは今でも職人が山から切り出した丸太を角材にして、

もったいない話ですが、ジャックダニエルの原酒をかけて燃やして作るという

昔から変わらない手法で作られているそうです。

時の流れに乗ってきたけど、流されない。私はジャックダニエルをそんなウイスキーだと

思います。
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